コロナ退散、病気平癒、身体堅固
お家で出来る「祈り」のアート
お薬師さまの切り絵で願おう……
日本人は災厄・災難を避けるために古くからお写経など家庭で出来る仏道修行に勤しんできました。ここでは『おんころころキャンペーン』と題して、お写経の代わりに画僧・天野こうゆうがデザインした『お薬師切り絵』はいかがでしょう。
切り絵はお家にある道具で気軽に始められますし、台紙をカラフルにすればステンドグラスのような美しさも出せます。切るのが苦手な人はプリントアウトして白い部分を塗り絵して楽しむことも出来ます。
[材料・道具]
黒紙(クラフト紙)、原画(コピー紙にプリントアウトした物)、クリップ(もしくは、貼って剥がせるスプレーのり)、カッターナイフ、下敷き、いろ紙、のりなど。
[切り絵の手順]
①データをダウンロードします。※切り絵の場合は反転データのほうがきれいに仕上がります。塗り絵は本データをお使いください。
◎切り絵用、塗り絵用
◎切り絵用(反転版)
◎完成版(お守り用)
②黒紙に原画をクリップで固定します。合掌して心を鎮めます。(ここからの画像は「お薬師さま」と図柄と異なります)
③小さな部分から切り抜いていきます。※慣れてきたら、ゆっくり呼吸を整えて、微音で「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」と繰り返しお唱えしながら切り抜きましょう。
④徐々に大きな部分を切り抜きます。一気に仕上げようとせず、休みながらじっくり取り組みましょう。
⑤お好みで、裏から「いろ紙」をあてて接着します。
白い紙を切り抜いてもステキです。
◎もっといろいろ挑戦したい!詳しいことを知りたい!という人はこの書籍を参考にしてください。
略 歴
天野高雄(あまのこうゆう) 1968年、岡山県生まれ。倉敷・高蔵寺16代住職。15歳より高野山で修行、高野山真言宗本山(公認)布教師として各地で法話を展開。墨彩、切り絵、版画、陶芸、 張り子など「ほほえみほとけ作家」として活躍。神仏や妖怪を形にして仏教の教えや戒めをやさしく説いている。ラジオパーソナリティー、コメンテーター、執筆家の一面も持つ。FMくらしき『拝、ボーズ!!!』、FM岡山『Fresh Morning OKAYAMA』「天のラジオ」でもおなじみ。